法学部_学部ガイド2025
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 シアトル研修(「国際コミュニケーション」)は、経営法学科1年次の選択必須科目です(法律学科は選択科目)。2001年にスタートし、今日に至っています。 参加学生は、1年次の前期(4〜7月)に事前準備を行います。ゼミ形式で、英語も使いながら、アメリカの法律や政治、自分たちで決めたテーマの学習をします。 現地研修は、1年次の夏休みに、シアトルで行われます(約2週間滞在)。シアトル大学で英語で授業を受けるほか、テーマ学習を踏まえた英語でのプレゼンテーションとディスカッション、企業などでの聴き取り調査を行います。これまで、「不利な立場にある企業家の支援」、「カップケーキベーカリー業」など、多様なテーマで学習してきました。この他、裁判所など大学以外の機関も訪問します。宿泊先はホームステイです。 現地研修から帰った後は、事後学習を行います(9月〜翌年1月)。事前学習と現地研修の成果を振り返り、研修報告書を作成します。 これまでの研修報告書は、法学部のウェブサイトに掲載されています。ぜひご参照ください(「福岡大学法学部」+「海外研修」で検索してください)。 1年次の夏休みに海外研修を行うプログラムは、全国の法学部でも珍しく、福岡大学法学部の特色の一つとなっています。【2年次以降の研修地】 研修地はプログラム実施年度の前年度に決定されます。今後、カナダの首都オタワとニュージーランドの首都ウェリントンでの研修を予定しています。なお、過去の研修地は、北京、ブリュッセル(ベルギー)、サンタバーバラ(アメリカ合衆国)、瀋陽、ハルビン(中国)、ハワイ、西安、ヴァレンシア(スペイン)、ウェリントン(ニュージーランド)、ワシントンDC、カッセル(ドイツ)などです。カナダ 首都オタワ(国会議事堂)ニュージーランド 首都ウェリントン(研修で訪問した消防署)10Universität Kassel■1年次:シアトル研修(アメリカ合衆国)■ドイツ・カッセル大学 福岡大学法学部は、カッセル大学経済学部経営法学科と国際交流協定を結んでいます。カッセル大学は、ドイツ・ヘッセン州の州立大学であり、多数の学部を持つ総合大学です。カッセル市は、グリム童話で有名なグリム兄弟が活躍した場所であり、また、世界遺産のヴィルヘルムスヘーエ城があるなど、風光明媚な街です。 国際交流協定プログラムの一環として、2023年度はカッセル大学のジルケ・ラスコウスキー教授と同大学の学生達が福岡大学を訪れ、福岡大学法学部の学生達と合同で研修を行い、合同ゼミで相互に発表をしたり、一緒に観光したりと、国際交流を実施しました。法学部01法学部の海外研修プログラム法学部の海外研修プログラムは、①専門分野でのグローバルコミュニケーションの基礎力の養成②世界へ飛び出そうとするチャレンジ精神の養成③グローバルな人材になれるという自信の養成 を目的としています。そのために、入念な事前学習と現地での実践的学習を行います。現地では、自分の英語力、知識、判断力、コミュニケーション力をフルに活用し、実践の中で、語学力も専門スキルも伸ばしていきます。■2年次以上 2年次以降にも海外研修プログラム(「海外法政研修」他)があります。1年次の研修に参加していなくても、参加できます。 2年次以降の海外研修も、教員と一緒にじっくりと事前学習をした上で、現地で実践的な学習を行います(約2週間滞在)。 2年次以降のプログラムは、2002年にスタートし、今日に至っています。Topics

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