入試ガイド2024
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入学者選抜のねらい 広い教養と深い専門知識を身に付けグローバル社会に貢献できる国際人を育てることが我々の目標です。そのために英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)をバランス良く身につけ、高度なコミュニケーション能力が得られるようにカリキュラムを組んでいます。具体的な専門分野としては英語学、スピーチ・コミュニケーション学、イギリス文化・文学、アメリカ文化・文学が挙げられます。教養科目や第2外国語などの学びと共に、異文化を理解し、情報を収集・分析・考察し、その結果を発信する力をつけることができます。このようなカリキュラムにより国際社会、地域社会における諸問題の解決に向けて他者と協力しながら貢献できる人材の養成を目指します。英語学科は、高等学校でしっかりと学び、さらに広く深く学びたいという強い気持ちを持った人材、英語を使ってさまざまな情報を受信し考察・分析し、それを基に自分の考えを発信することで国際社会・地域社会に貢献しようと志す人材を受け入れます。 そのために、これまで培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。 【学位(教育)プログラム名:英語英米文学】高等学校の教育内容を身につけており、さらに英語の学習を深めてゆくのに十分な基礎学力を有している人英語学科で学ぶ際に最も大事なのは、文章を読む力、文章を組み立てる力です。そのためには文法の力も欠かせません。大学ではこれらの力をさらに伸ばし、リスニングやスピーキングの訓練も行っていきますが、読解力・文章構成力、文法力の基礎がきっちりと身についていれば、これらの学びに集中することができます。リスニングの訓練に必要な発音の基礎知識も身につけておくことが望まれます。英語学科では話す・聞く・書く・読むという4技能の訓練を行いますが、高等学校ではその基礎となる、書く・読むという2技能をしっかりと学んでください。広い教養と深い専門知識を身に付け、国際社会、地域社会に貢献したいと考えている人我々は国内のことだけを考えて暮らしていくことはできません。すべてのものが他国と結びついています。また、国内外に様々な問題があります。それを解決するにはまずは他国の文化を理解することが大事です。異文化を学び、他者と協力して、教養と専門知識を用いて解決方法を模索し、国際社会、地域社会に貢献しようという強い使命感を持った人を歓迎します。学習や課外活動から得た経験を踏まえて、自らの視点で物事を順序立てて説明することができる人学びには情報を受け入れるだけでなく、それを分析・考察し、他者に伝えることも必要です。確かな根拠に基づいて自分の考えをわかりやすく論理的に説明するためには、まず母語としての日本語の読解力と表現力を高めることや言葉に対する感覚を磨くことが大切です。高等学校での国語を中心とする学習はもちろん、日頃から、新聞の社説や論説など身近なところにある論理的な文章を読み、自身の意見を整理したうえで、それを論理的に主張できるよう、心がけてください。また、友人や先生、家族との対話を大切にしてください。自己研鑽により、英語の資格を取得した人やスポーツ活動・競技会等で顕著な成績をおさめた人グローバル化の時代にあって、他者と英語によるコミュニケーションをとることは必須です。それゆえ、話す・聞く・書く・読むといった英語の4技能を総合的に活用できることを、高く評価しています。また、スポーツ活動等で培った積極性、協調性やたゆまぬ努力も、コミュニケーションをとる上で大事な要素と考え、高く評価します。16ABCD求める人材像(求める能力)人文学部英語学科知識・理解態度・志向性技能その他の能力・資質

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