フランス語学科は、フランス語圏文化に興味を持って学ぼうとする意欲あふれる人材や、多様な背景を持ち、さまざまな能力を有する人材を国内外から広く受け入れます。 そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。 【学位（教育）プログラム名：フランス語圏言語文化学】高等学校の教育内容を幅広く学習し、フランス語圏文化を学ぶに十分な基礎学力を有している人フランス語学科で学ぶ際に必要となる前提的な知識として、高等学校までに学習する教科・科目に関する基本的な知識が挙げられます。特に、フランス語圏の文化全般を学ぶうえで重要なツールとなる英語や、外国文化を理解するための基盤となる日本語の力を高めて、日本文化に対する理解を深めておいてください。また、フランス語圏の文化を深く理解するためには、歴史的な視野を持つことが必要です。そのための土台となる世界史の学習にも積極的に取り組んでください。知識が偏りすぎないようにするためにも、入学試験に課されない科目であっても幅広く学んでいることを望んでいます。フランス文化に関する高度な専門知識を身に付け、グローバルな社会で活躍する社会人になることへの夢を持ち、専門知識を社会のために積極的に活用したいと考えている人通信、移動技術の飛躍的な発展に伴い、私たちの生活は驚くほど便利で豊かなものになり、外国文化に触れる機会もますます多くなっています。その反面、相異なる文化間の摩擦や衝突が世界中で問題となっています。異文化コミュニケーションが失敗すれば、人々の生命や環境さえ破壊してしまう恐れがあります。それゆえ、フランス語学科では、専門知識にとどまらず、異文化への柔軟な視点を持ち、倫理観や社会へ貢献しようという強い使命感を持った人を歓迎します。このような倫理観や使命感は、社会人として働いていくうえで欠かせない自己研鑽を積む上での基盤ともなります。学習や課外活動から得た経験を踏まえて、自らの視点で物事を順序立てて説明することができる人フランス語によるコミュニケ―ションでは、フランス文化に対する深い理解だけでなく、確かな根拠に基づいて自分の考えをわかりやすく論理的に説明することや多様な意見を総合する力が求められます。それゆえ、母語としての日本語の読解力と表現力を高めることや言葉に対する感覚を磨くことが必要です。高等学校での国語を中心とする学習はもちろん、日頃から、新聞の社説や論説など身近なところにある論理的な文章を読み、自身の意見を整理したうえで、それを論理的に主張できるよう、心がけてください。また、友人や先生、家族との対話を大切にしてください。自己研鑽により、英語の資格を取得した人やスポーツ活動・競技会等で顕著な成績をおさめた人グローバル化が進展するこの社会にあって、他者と英語によるコミュニケーションをとることも当たり前となっています。さらに、入学後は英語で文献を読解することなども必要となる場合があります。それゆえ、話す・聞く・書く・読むといった英語の４技能を総合的に活用できることを、高く評価しています。他方で、外国の文化を学び異文化交流に貢献するためには、積極性、協調性が重要な資質になります。学級や学年を離れて様々な人たちと活動を共にする課外活動に積極的に参加し、活躍した人についても、評価しています。20文化の差異に柔軟に対応し、外国人とも積極的に関わり、グローバル化する社会で活躍する人材を育てることがわれわれの目標です。そのための基礎学力や高度な専門能力が身に付くよう、初年度から学生の個性に合わせた２つのコースを用意しています。①フランス語の集中的な学習を通じて、フランス文化に対する理解を深め、自分で考える力を養うフランス語圏コース、②フランス語を中心に英語やドイツ語を通してヨーロッパの文化を広く学び、総合的な視点から考える力を養うヨーロッパ特別コースです。両コース共に最新の研究成果を取り入れ、IT関連の授業も用意しつつ、社会の変化や情報技術の進化に対応する教育を目指しています。入学者選抜のねらい 求める人材像（求める能力）人文学部フランス語学科知識・理解態度・志向性技能その他の能力・資質ABCD
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