入試ガイド2025
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法学部での勉強では、広い視野を持ち、さまざまな角度から考えることが必要になります。そのため、法学部では、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜のほか、特別選抜として、帰国生徒選抜、社会人選抜、学部留学生選抜、編・転・学士選抜などの多様な入学者選抜を実施し、さまざまな能力を持つ人材を国内外から広く受け入れています。【学位(教育)プログラム名:経営法学(法学)】高等学校の教育内容を幅広く学修しており、経営法学を学ぶのに十分な基礎学力(読み書きの力を含む)を有している人経営法学の勉強では、社会で生じているさまざまな問題を理解することが求められます。そのため、高等学校までに学ぶ幅広い知識が前提知識として必要になります。また、法律学や政治学を学ぶ際には、法律・判例・契約書・文献を読み解き、文章で表現することが求められます。そのため、文章を読む力や書く力が必要です。この力は、講義科目での小テストや定期テストで不可欠となるほか、講義科目や演習科目で求められることがあるレポート作成などの際にも不可欠です。読み書きの力を十分に身につけておいてください。外国の法律や国際関係・国際取引に関わる問題を学ぶ際には、英文を読む力や書く力があると、いっそう望ましいでしょう。自ら立案した企画の実現に向けて積極的に取り組もうとする姿勢や、世界の状況に積極的に対応しようとする姿勢を持つ人法学部の演習科目では、学生による報告発表・共同研究・討論など、学生が主体的に参加する授業が少人数で行われます。また、講義科目でも、受け身の授業ではなく、質疑応答・レポートの作成など、学生が自ら考え、参加する授業が行われます。どの学問にも当てはまることですが、受け身ではなく、主体的に取り組もうとする姿勢や他の学生と積極的に協力して学ぶ態度がなければなりません。特に、経営法学の勉強では、企画を自ら立案し、その実現に向けて取り組もうとしたり、グローバル化する世界の状況に対応しようとしたりする積極的な姿勢が必要になります。学んだ知識をもとに、問題解決のあり方を示すことができる人経営法学の勉強では、学んだ知識を活用し、法的思考力(リーガルマインド)と国際的視野を身につけて、問題解決のあり方を示すことが求められます。日頃から、社会で生じているさまざまな問題に関心を持ってください。そして、新聞・ニュース・インターネットなどを通してそれらの内容を理解し、自分で考え、自分の意見をわかりやすく、論理的に伝えるように練習しておいてください。このような心がけをもっていることが必要です。英語の資格を取得した人や、スポーツ活動などで顕著な成績をおさめた人英語を読む・聞く・話す・書くことができることで、外国の法制度や国際関係・国際取引についての理解を深めることができることになります。そのため、読む・聞く・話す・書くといった英語の4技能を総合的に活用できることを評価しています。また、経営法学の勉強では、広い視野を持ち、さまざまな角度から考えることが必要になります。スポーツ活動などの課外活動で顕著な成績をおさめた人も評価し、課外活動で得た経験も生かして、問題解決のあり方を示してほしいと思っています。26企業法務に精通したビジネスパーソン、起業家・会社経営者、国際社会で中心となって活躍する人材を養成することが、われわれの目標です。経営法学(ビジネス・ロー)を学ぶための基礎を身につけた上で、将来の目標に向けて必要な専門科目を効率的に履修することができるようにするため、二つのコースを用意しています(2年次にコースを選択します)。①民間企業など産業界で活躍したい人や起業・会社経営などを目指す人のために、会社法などの企業法科目や経済法、知的財産法、税法などの企業法務に密接に関連する科目を学ぶ「企業法コース」、②貿易・国際取引、旅行・観光業、国際機関など国際社会で活躍したい人のために、国際法科目と外国法科目を中心に学ぶ「国際コース」があります。入学者選抜のねらい 法学部経営法学科

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