商学科は、学びや諸活動の中で挑戦し続ける意欲あふれる人材や、多様な背景を持ち、さまざまな能力を有する人材を国内外から広く受け入れます。 そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。 【学位(教育)プログラム名:商学】高等学校の教育内容を幅広く学習しており、それらを社会や地域との関係を軸に考え解釈することに興味がある人流通、金融、経営、会計をはじめとする商学の知識は人文科学、社会科学および自然科学についての基本的な知識が基礎になっています。それは商学が、理論的・歴史的・実践的な知識を用いて、企業、産業、地域が置かれている経済社会状況を説明し、企業、産業、地域が取り組むべき課題や、企業、産業、地域が発展する方向について説明する学問領域だからです。また、社会や地域の現実の動きに対する興味や関心が商学には不可欠です。入試科目に囚われない幅広い知識欲や何かを理解したいと思う意志をもつ人を歓迎します。社会の一員であることに自覚的で、社会や地域に貢献したいと思う使命感をもった人商学科では、社会の一員として、社会や地域の発展に商学的な見地から貢献する姿勢をもっていること、社会や地域の発展に貢献するために自ら成長し、商学的な知識や多種多様な知識、見識を学び続けること、主体的・協調的に他者を巻き込む行動をとることが求められます。商学科は、そのような高い志を持った積極的な人を歓迎します。自分の興味・関心を起点に情報や他者の意見を集め、それらを素材に論理的に考え自分の意見を表現することができる人商学科では、企業、産業、地域が取り組むべき課題を発見し解決するために、商学に関する理論的・歴史的・実践的な知識を応用したプロジェクトを企画、立案すること、他者と連携しチーム活動においてリーダーシップを発揮すること、情報技術等を用いて国内外の事例を収集し課題解決に必要な知見を抽出することが求められます。これらの活動の根っこにあるのは、自分の興味・関心を起点に、情報や他者の意見を集め、それらを素材に論理的に考え主張する力です。日頃から、「なぜだろう?」「どうして?」と自問し、本や文章からポイントを読み取る力を鍛錬してください。他者の話にじっくり耳を傾けることも大切です。自己研鑽により、英語をはじめ各種の資格・検定試験に合格した人商学を学ぶ上で大切なのは、地域や社会に対する自分なりの興味・関心です。そのため、社会や地域との接点をもっているか否かが評価の1つになります。課外活動、資格の取得、ボランティア活動、留学など社会や地域との接点を自主的、積極的に求める活動を評価します。32商学科は、流通・マーケティング、情報・サービス、交通、金融・保険、商業史の広範な分野の理論を学ぶことを通して、時代の変化を多面的な視点から考察し、実務における基礎力を身に付けることで、社会や地域に貢献できる人材を養成することを目指しています。そのために、流通・マーケティング、情報・サービス、交通、金融・保険、商業史の分野ごとに入門科目を設けています。また、1年次生全員が受講できる基礎ゼミナールを用意しています。大学生としての第一歩となる足場を1年次に固めた後は、自分なりの興味・関心に応じて、専門科目、特別講義や小人数の専門ゼミナールを受講し、プロジェクト・課外活動に参加することで、「時代の変化を多面的な視点から考察する力」や「実務に対応できる基礎力」が修得できます。入学者選抜のねらい 求める人材像(求める能力)商学部商学科知識・理解態度・志向性技能その他の能力・資質ABCD
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