社会数理・情報インスティテュートでは、専門分野の学びに自主的にとりくみ、身に付けた知識や技能を生かして社会で活躍したいと考えている人を求めています。 そのため、入学試験では数学を中心とする幅広い基礎学力と自分の目標に積極的にとりくむ姿勢や能力を総合的に評価します。 高等学校の教育内容を幅広く学修し、数学やその他の得意とする分野の基礎学力に優れた人このカリキュラムで身に付ける数理モデルや情報技術を中心とする実践的な能力は、幅広い分野で役立つものです。それを学ぶためには高校までの数学が基礎になりますが、身に付けた実践的な能力を生かすには、数学以外の様々な分野にも興味や関心が広がっていることが望まれます。今は、数学とは関係がないように感じる分野であっても、得意な分野を育てていけば、分析できる問題意識に出会うことにつながります。社会で使われている様々な仕組みや情報処理のシステムに興味・関心を持ち、身に付けた専門知識を生かして社会で活躍したいと考えている人上位年次になると、より実践的な分析やシミュレーション、システム構築に取り組みます。これらの学習をより効果的なものにするためには、社会や情報分野で実際に使われている仕組みに関心や疑問を持った経験が必要になります。学んだことを生かしていこうとする姿勢が、社会数理・情報インスティテュートでの学びの価値を高めていきます。身近な友達と協力しながら考えを深めたり、分担して作業をしたりすることが積極的にできる人社会数理・情報インスティテュートの個性は、1学年17名という少人数で学ぶ環境に支えられています。ディスカッションを通じて理解を深めるときや初めて経験する技術を学ぶときには、これまでの学校生活を通じて身に付けた友達と協力して学ぶ力が求められます。また、実習やゼミナールではチームでの共同作業もあり、ここでもこの力が発揮されます。自分の目標を持ち、その目標の実現のために計画的に取り組める人大学での4年間で着実に成長してくれる人を求めます。いつも、今の自分にとっての課題を意識し、その課題に積極的に取り組む、これを積み重ねることで大きな成長につなげてください。また、グローバル化した現代社会では高いコミュニケーション能力が求められています。共通テスト利用型選抜等では、英語の資格も活用できます。42社会の問題の解決や分析に数理モデルを幅広く活用する能力をもち、社会や情報のシステム構築を通して活躍する人材を育てることを目指します。そのため、初年次から「基礎となる数学」と「数理モデルの構築や分析の方法」、「情報の理論や技術」を並行して学びます。活用する目的を意識して数学を学び、専門分野では身に付けた数学が効果的に活用される一体的な教育を用意しています。3年次からの2年間には、「総合力を身に付ける」ゼミナールを設け、それまでに身に付けた力を生かし、問題の解決や分析を目指した数理モデルの活用や効果的な方法を実現するための情報システムの構築を行う実践的なカリキュラムです。入学者選抜のねらい 理学部社会数理・情報インスティテュート【学位(教育)プログラム名:社会数理・情報】求める人材像(求める能力)知識・理解態度・志向性技能その他の能力・資質ABCD
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