入試ガイド2025
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看護学科は、学びや諸活動の中で挑戦し続ける意欲あふれる人材や、人とのかかわりを大切にできるさまざまな能力を有する人材を広く受け入れます。そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。 【学位(教育)プログラム名:看護学】高等学校の教育内容を幅広く学習しており、看護学を学ぶために十分な基礎学力を有している人看護学科で学ぶ際に必要となる前提的な知識として、高等学校までに学習する教科・科目に関する基本的な知識が挙げられます。特に看護学全般を学ぶ上で、実社会で活用できる「国語」の学習を踏まえて、文章や資料等を的確に理解する能力や人間の生命現象や物質について理解するための基本となる「生物」や「化学」、「数学」は入学までに理解しておいてください。なお、看護専門職者を目指すためには、入学試験に課されない科目であっても幅広く学んでいることを望みます。人々の健康と生活を支える看護専門職を目指す高い志と倫理観をもち、自ら学び、自己の成長を目指し、挑戦しようとする人医療技術の進歩・少子高齢社会を迎え、病院や地域・家庭で病気や障がいをもちながらも、その人らしく生活する人々が増加しています。このような社会の状況に対応するために、生命や人間の権利を尊重できる高い倫理観をもち、社会に貢献しようという強い使命感をもった人を歓迎します。倫理観や使命感は、看護専門職者として働いていくうえで欠かせない信頼関係形成の基盤となります。自らの視点で物事を順序立てて説明し、他者と良好な人間関係を築くことができる人看護は、人と人とのかかわりの中で実践されます。日ごろから良好な人間関係を築くことのできるコミュニケーション能力が求められます。また、看護実践では、様々な分野の医療専門職者との協働が不可欠であり、その際、確かな根拠に基づいて自分の考えをわかりやすく論理的に説明することや多様な意見を取りまとめる力が求められます。特に日本語の読解力や表現力を高めること、言葉に対する感覚を磨くことが必要です。自分を大切にするとともに家族、友人などの他者を理解し、日頃から周囲の人や場に応じて積極的な交流を心がけてください。英語の資格を取得した人や課外活動・ボランティア活動に積極的・継続的に参加し活躍した人社会のグローバル化に伴い、看護の対象となる人は国籍・人種も多様化しています。英語によるコミュニケーションをとるための読む・聞く・話す・書くといった4技能を総合的に活用できることは重要です。また、看護の対象は胎児から高齢者まであらゆる発達の段階にある人です。さらに、災害時などあらゆる場面で、看護専門職者の果たす役割は大きくなってきています。それゆえ、さまざまな人たちと活動を共にする課外活動や地域のボランティアに積極的・継続的に参加し、活動している人について高く評価します。64人々の健康を保持増進し、病気を持ちながら生活する人々に寄り添い、その人らしく生きることを支え、さらに地域・国際社会に貢献できる看護専門職者を育てることが私達の目標です。そのために、総合大学としての特徴を生かし、幅広い教養と知識を修得するための科目や、看護の基盤となる人間・健康・環境について多角的に理解する科目を配置しています。また、多様な場で看護を実践する能力を身につけるために、大学病院等で臨地実習を行っています。さらに、看護専門職者として幅広い活躍の場が得られるように、選択制で保健師履修コースと養護教諭一種・高等学校教諭一種(看護)の教職課程を設置しています。入学者選抜のねらい 求める人材像(求める能力)医学部看護学科知識・理解態度・志向性技能その他の能力・資質ABCD

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