4年次選択した専修から学び、発見したテーマについて高度かつ深く研究。「卒業論文」により4年間の学びを結実させる。1年次必修科目の「史学概論A,B」「歴史学入門演習A,B」、考古学・日本史・東洋史・西洋史の各概説(選択必修科目)から、歴史学を専門的に学ぶために必要な基礎を身に付ける。2・3年次考古学、日本史、東洋史、西洋史これら4専修から、1年次での学びを通じて抱いた興味や関心に応じて選択。専門性を深めていく。 ● 藩政史料の研究 ● 昭和戦前期の政治と社会 専門教育科目関連教育科目人文学部●史学概論A,B ●歴史学入門演習A,B各専修共通○○考古学概説A,B ○○東洋史概説A,B○○日本史概説A,B ○○西洋史概説A,B△△科学思想史A,B △△憲法Ⅰ,Ⅱ△△比較文学概論 △△日本語学概論Ⅰ,Ⅱ △△日本文学概論Ⅰ,Ⅱ △△コンピュータ入門Ⅰ,Ⅱ学びの特色全時代を網羅する教授陣● 本学科の特長の一つは旧石器・縄文から近・現代まで、あらゆる時代に対応した教授陣が充実していること。学生一人一人に向き合い、的確かつ適切な指導やサポートがあります。4年間の流れ専門教育科目カリキュラムゼミナールの主な内容やテーマ[考古学演習] ● 考古学の諸問題(旧石器〜古墳時代) ● 日本・東アジアの考古学(古墳時代〜中近世) (2024年度入学生適用) ●必修科目 ○○選択必修科目 △△選択科目 考古学専修○○考古学方法論A,B(含、実習)○○考古学基礎演習A,B東洋史専修○○東洋史原典講読A,B○○東洋史基礎演習A,B日本史専修○○日本史原典講読ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB○○日本史基礎演習ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB西洋史専修○○西洋史原典講読A,B○○西洋史基礎演習A,B△△地域史概論 △△対外交渉史 △△国際関係史 △△考古学からみた文化と歴史A,B,C,D △△日本の文化と歴史A,B,C,D △△東洋の文化と歴史A,B,C,D △△西洋の文化と歴史A,B,C,D △△文化財学概論A,B △△文化人類学特講 △△中国言語文化概説A(文学) △△日本商業史△△社会人類学 △△人文地理学概論 △△ギリシア語A,B △△自然地理学概論 △△ラテン語A,B △△日本語史Ⅰ,Ⅱ △△地誌学概論 △△経済史概論 他学部の授業科目のうち人文学部教授会が適当と認める授業科目他大学(短期大学を含む。)の授業科目のうち人文学部教授会が適当と認める科目[日本史演習] ● 古代・中世の九州関係史料の研究 ● 中世後期の政治権力と文化 九州北域は歴史の宝庫● 古くから大陸文化の玄関口として開かれ、諸外国との交流が深い九州北域には、貴重な歴史遺産や遺構が多数あります。そのような“地の利”を生かした体験学習(フィールドワーク)にも積極的に取り組みます。研究室の活用による専門学習● 全国から寄せられた報告書や遺物・史料・文献などを豊富に所蔵しています。これらは学生の教育にも活用しており、本学科の歴史学研究室・考古学研究室は学界から高い評価を得ています。また研究室は学生たちの学びや交流の場でもあり、活発な議論が日々交わされています。各専修共通○○考古学特講A,B ○○東洋史特講A,B○○日本史特講A,B ○○西洋史特講A,B考古学専修○○考古学演習ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB日本史専修○○日本史演習ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB,ⅢA,ⅢB,ⅣA,ⅣB東洋史専修○○東洋史演習ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB,ⅢA,ⅢB西洋史専修○○西洋史演習ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡB,ⅢA,ⅢB△△歴史学資料論A,B △△朝鮮史A,B △△欧米各国史A,B △△宗教史A,B △△神話文化論 △△中国の思想 △△古代ギリシア哲学 △△現代哲学 △△中世ヨーロッパ哲学 △△社会思想史 △△宗教学特講 △△日本美術史 △△近代日本商業史△△博物館概論△△博物館経営論△△博物館資料論[東洋史演習] ● 唐宋時代の政治と社会 ● 明清時代の社会と経済 [西洋史演習]● 現代史・地域史 ● 中・近世ヨーロッパの生活世界● アメリカ史の諸問題[歴史学入門演習B] 歴史学の入門的学習を文献読解などによって実践的に行っています。集めています。歴史をライフワークにする● 本学科では、教員・大学院生・学生・卒業生が運営し、研究報告や公開講演を行う「七隈史学会」を主催しています。同会は専門誌・会報の発行も行っており、歴史をライフワークにするための大切な場になっています。「卒業論文」に高い評価● 「卒業論文」は専任教員が手厚く指導しており、高い評価と多くの注目を●卒業論文各専修共通○○考古学特講C,D ○○東洋史特講C,D○○日本史特講C,D ○○西洋史特講C,D考古学専修○○考古学演習ⅠC,ⅠD,ⅡC,ⅡD日本史専修○○日本史演習ⅠC,ⅠD,ⅡC,ⅡD,ⅢC,ⅢD,ⅣC,ⅣD東洋史専修○○東洋史演習ⅠC,ⅠD,ⅡC,ⅡD,ⅢC,ⅢD西洋史専修○○西洋史演習ⅠC,ⅠD,ⅡC,ⅡD,ⅢC,ⅢD△△概説哲学△△概説社会学△△概説法律学△△概説政治学△△近代ヨーロッパ哲学 △△日本美術論 △△図書館概論 △△応用倫理学 △△西洋商業史 △△日本の思想△△西洋美術史 △△図書館資料論 △△近代西洋商業史 △△現代社会学△△西洋美術論 △△日本法制史 △△文化地理学 △△西洋法制史 △△社会地理学 △△東洋法制史 △△日本経済史 △△東洋経済史 △△西洋経済史 1年次2年次3年次科目の詳細›シラバスWeb版›4年次将来は教員や学芸員、マスコミなど広範囲なフィールドで活躍できる人材へFaculty of Humanities, Faculty of Humanities, Department of HistoryDepartment of History専門性の高いカリキュラム● 本学科のカリキュラムは、歴史を深く学びたい学生の意欲に応える専門性の高さが特長です。選択科目を多くし、授業スタイルも従来の講義主体から学生参加型へと、「考える歴史学」教育を実践しています。044学部ガイドでもっと詳しく!ひとりひとりに向き合う細やかな指導。専門性の高い「考える歴史学」に取り組むことで、「過去」から「いま」の世界がみえてくる。 歴史学科で取り組むのは「考える歴史学」です。日本史では古文書を、東洋史では漢文を、西洋史では欧文を読み解き、考古学では出土遺物等を調査して、情報収集・分析を行ったうえで研究発表を繰り返し、最終的には卒業論文を執筆します。専門性の高い学びですが、段階的に組まれたカリキュラムと丁寧な指導が4年間を支えます。また、学生参加型の授業や学会との連携など、充実した教育・研究環境がもたらすメリットも多々あります。 卒業後は培った情報収集・分析力やプレゼン力をいかして、民間企業や公務員、教員など幅広い分野での活躍が期待されます。学芸員や研究者を目指して大学院に進学する人も増えています。歴史学科人文学部
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