大学案内2025
86/126

■史学専攻[ 博士課程 前期・後期 ]■日本語日本文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]■英語学英米文学専攻 [ 博士課程 前期・後期 ]本専攻は、日本史・東洋史・西洋史・考古学の4専修に分かれ、それぞれに演習・特講・史料講読(前期)、特研・特論(後期)が開講されています。専任教員は、日本史では「政治・経済・文化各面からみた中世史・近世史」や「幕末維新期の政治・経済史」、「昭和戦中・戦後期の社会」、東洋史では「唐宋時代史」や「明清社会経済史」、西洋史では「アメリカ史」や「中近世ヨーロッパ史」、考古学では「新石器時代〜中近世」や「東アジア考古学」、「貨幣史」などについて研究しています。そのほか、各専修共に古代から現代に至るまでの各分野について、非常勤の専門家による授業も開講しています。日本語学では古代語、近代語、現代語の演習・特講が開講されています。日本文学は古典文学と近代文学に大別されます。古典文学では中古・中世・近世と、平安から江戸までの時代ごとに演習・特講が開講されており、近代文学では3人の教員が明治から現代文学まで、散文と詩歌の両ジャンルにわたって演習と特講を担当しています。また、近代文学では比較文学の特講も行われています。統語論、音韻論、意味論、歴史言語学、英米演劇、英米詩、英米小説、英語科教育法の各分野での講義や演習、特別研究が開講されています。授業担当者は英米人を含む専門研究者であり、研究活動も盛んです。院生は前期・後期ともに指導教授によるきめ細かい指導を受け、専門領域の知識を深めるとともに、学位論文の作成を目標に日々精進しています。 社会の高度化・多様化に伴い、さまざまな領域で専門性が求められる近年、大学院においても真理の探究とともに実践的な専門性の向上が期待されるようになっています。福岡大学大学院は、1965年の開設以来、社会文化の発展に寄与すべく研究・教育の充実を図ってきました。現在では10研究科と34の専攻を擁し、専攻により修士課程、博士課程前期・後期、博士課程、専門職学位課程を設置しています。 本学大学院の特色は、10研究科の境界を超えた学際的かつ統合的な研究活動が活発に行われていることです。また、時代の変革に即応したカリキュラムの開発や新たな研究指導法の導入等により、より高度で専門的な研究者、職業人の育成が行われ、一部の専攻においては、社会人のリカレント教育を目的とした夜間大学院も設置しており、それらの成果は実践的な教育研究に反映され高い評価を得ています。 なお、修学支援として、学部学生の教育補助業務を行うティーチング・アシスタント(TA)に採用する制度のほか、本学大学院独自の給費奨学金や外国人留学生対象の奨学金制度もあります。また、海外で開催される国際学会での研究発表のための渡航費用の支援制度もあります。詳細については、『大学院ガイド』『法科大学院ガイドブック』やWebページをご覧ください。 人文科学研究科は、人文学部と直結した研究科であり、史学、日本語日本文学、英語学英米文学、独語学独文学、仏語学仏文学、社会・文化論、教育・臨床心理の計7専攻を設置しています。これらすべてに前期(修士)課程があり、また社会・文化論専攻以外すべての専攻に後期(博士)課程があります。 本研究科では、人間及び人間社会を対象とする人文諸科学の理論と方法論を極めることにより、自由で独創的な発想と広い視野をもつ人間性、そして今日の国際社会、多様性の社会に貢献できる人材の養成につながる教育を行っています。修士課程・博士課程前期では、社会の要望に応え十分な実力を発揮できる高度専門職業人を養成することに力点を置き、博士課程後期では、専門領域において独創的かつ社会的に有用な研究を実現できる研究者や高度専門職業人を養成することを目的とします。人文科学研究科 Webページ›次代の社会発展の一翼を担うことを目標に、学部・学科での学びを最先端の研究へとつなげ、より高度で実践的な専門能力を身に付ける法曹実務研究科 (法科大学院)スポーツ健康科学研究科 社会の多彩な領域で、より高度で実践的な 専門能力を発揮する薬学研究科医学研究科人文科学研究科法学研究科経済学研究科商学研究科ために。理学研究科工学研究科大学院Webページ›08410研究科34専攻人文科学研究科Graduate School of Humanities大学院

元のページ  ../index.html#86

このブックを見る